全ての居酒屋はトイレの中に大きな鏡を置くな

ない文章力を振り絞って恋と退屈について書きます

もしも明日のっぺらぼうになってしまったら

のっぺらぼうをご存知ですか?

顔に目や口、鼻など全てのパーツがない妖怪なのですが、

俺は人を顔で判断するところがあります。

そもそも顔を見ないと誰が誰かわからない訳ですがそれ以前に無理なタイプの顔をしている人を男女ともに初対面で嫌ってしまうんです。

そんな俺が明日急に顔を失ってしまったら、僕はどこにアイデンティティを置き、どこで判断をしてもらうのだろうか。そこに真の個性があると思うわけですよね。

ただ会話はできるみたいなんですよね。口がなくても。置行堀の中でも『それはこんな顔ですか? 』と顔がないのに発言していましたから、会話はできるようです。とは言えども僕には会話に個性もないですし、のっぺらぼうになっても周りから自分だと判断してもらうことなど難しいと思うんです。

個性があるとは格好とかが変わってる事じゃなくて周りと同じ格好してても何かが違うことだよと峯田さん辺りが仰っていたように、顔がなくて周りと同じ格好をしていてもそれでも俺は俺であり続けることが出来る。そんな人間になってみたいものですよ。

僕はのっぺらぼうになったら顔に新垣結衣の顔を印刷して女性として生きようと思います。