全ての居酒屋はトイレの中に大きな鏡を置くな

ない文章力を振り絞って恋と退屈について書きます

押したらすぐ変わるタイプの信号バリ...好き...。

生まれ変わったら電波になりたいな。そう思うことって当然人間ならある訳ですがそれは無理なんですよ。星河スバルだけなんですよ、ウォーロックと一緒になれる。(流星のロックマン参照)もしその能力を手に入れたらどうします?

国家の機密のデータに入るもよし。

嫌いな上司のパソコンに入り込んでデータを破壊するも良し。

気になるあの娘のLINEとかに潜入して好きな男とかLINEしてる男を全員把握して一人一人そいつらのLINEのデータを破壊していくのもありですね。

でもやっぱりもし電波人間になったなら信号を自分の都合よく変えたいですよね。自分の手で交通をコントロールして見たくないですか?

たった一つの事実がその俺の欲望を邪魔するんですよ。それが我々は電波人間じゃない。という事実です。なんで!???ねぇ!!!なんでよ!!!!?とブチ切れてヤケになって気になるあの娘のうなじあたりを舐め回す前に朗報です。

電波人間にはなれなくとも交通をコントロールする方法があるのです。それが「押したらすぐ変わるタイプの押しボタン式信号」なんですね。

あれは押せば自分の思い通りすぐに変わる優れものです。とはいえもちろん不必要にポチポチ押すのは交通の妨げになるわけです。

しかし自分がその横断歩道を渡りてえなクソがと思った時は黄色い魔法の箱の赤いボタンを押すだけなんです。それだけで信号が変わります。一時的に俺の為だけに信号が変わりその場の車の流れがストップするのです。ヤバくないですか?遊びで押してる訳じゃないのにあの背徳感。あの車もこの車も全て俺が渡る数十秒のために止まるのです。こんなに素敵なことってあるのでしょうか。

僕は今そんなにテンションが高くなくふとした拍子に落ち込んでしまいそうな時がある訳ですが、そんな時僕は心の中にある押しボタン式信号を押して1度立ち止まってみるのです...。