全ての居酒屋はトイレの中に大きな鏡を置くな

ない文章力を振り絞って恋と退屈について書きます

まるで人生のような音楽、まるで音楽のような人生

俺にとって音楽は人生であるとは言い難いし、逆に言うと俺の人生は音楽になるほど素晴らしくもなかったりするわけですね。

一丁前に曲作りがとか、なんとか言ってますが曲なんて全然出来ないし、どんどん憂鬱になっていくんです。こないだ学生時代にライブとかしたことないけどスタジオで音を鳴らしていたバンドのグループに『いつか世界が終わってしまっても俺たちはロックバンドでいようぜ』みたいなニュアンスの曲送ったら普通に既読無視されたんです。

悲しくなっちゃったよ。

俺はね、誰かの人生を動かすような人生を送ることは出来ないと思うんです。

常識的な考え方、常識的な価値観、普遍、普通俺はそんなものにまみれているし、そんなことばっかりで社会が嫌になってしまうんですよ。

でもだからこそ音楽をやっていたいなと最近思うわけなんですよ、まだライブ1回しかやってないけど。音楽の中でくらい俺を輝かせてあげたいんです。俺は頑張ってるから。

そもそもスポットライトが当たるような人生じゃなかったから。野球部時代はバリバリの補欠、最後の試合もブルペンで終わったし、後輩のピッチャーがまじ最高でした先輩の背中って言ってインスタにあげてた写真にも3年生ピッチャーの中で俺の姿だけなかったし、俺の憧れだったあの娘はエースの元に走っていったし、

どこまで人を舐めてんだよ人生。そう思うわけです。

だからさ、今くらいは主役でいたいって思うんです。

そりゃあね、音楽の主役は聞き手だからって言いますよ。俺の初ライブの時の主催の人が『尾崎豊への憧れが強すぎる、色んなものを見てみんなから受け入れられる音楽を作ってください』とか『ターゲットを決めた方がいいよ』とか言うわけです。めちゃくちゃわかるよ。ほんとにわかる。その方がいいよね。でも俺はそれだけはできないとおもうんです。俺の音楽のターゲットはいつまでも俺でありたいんです。それが正しいかと言われたら多分正しくは無いですけど俺はそれでいたい。

それくらいのエゴは欲しいなって思います。

他人の言葉はコンドームなんかつけてくれないのでいつも心の中に色んな憂鬱をぶちまけられてしまうし、その度に悲しくなったりやめた方がいいのかなと思うけど、このスタンスだけはなんとか保っていたいと思うわけです。まあまだ1回しかライブやってない俺がいうからめちゃくちゃにダサいですけどねこのブログ。

客観的に見たらマジでダサい。出家します。

 

甘酒 今日のセンチメンタルBGM

時速36km スーパーソニック

『俺はただずっとガキでいたいだけなんてさ

言葉が浮かんじゃう度にガキは終わったんだって思い知るけど やっていくしかないよな 昨日の酒が 悲しいが苦しいが抜けてなくても』