全ての居酒屋はトイレの中に大きな鏡を置くな

ない文章力を振り絞って恋と退屈について書きます

潜在的な優しさについて考える

僕普段は介護の現場で機能訓練指導員として働いているんですけどね。

まあいるんですよ、認知症の人って。

毎回同じこと言うし、結構大変だったりして、まあ言い方悪いですけど認知症になると頭の中ってどうなるんだろうって考えちゃうんですよね。

1人すごく認知症が進んでる人がいて、僕はもう何も分からないんです。が口癖になっちゃってるような人なんですよね。もうお出かけしても1人では帰れないだろうし、トイレもなかなか厳しいみたいなんですけど、その人多分めちゃくちゃ優しいんですよね。何もわからなくても。僕が初めて現場に配属されて緊張してる時ゆっくりで大丈夫だよ。と声をかけてくれたのもその人ですし、何よりその人は他の人が椅子に座ろうとする時椅子に必ず手を添えるんですよね。これは頭しっかりしてる人でもなかなかやらないですよ。

ああこの人は何もわからなくなっても頭の奥底に優しさを抱えて生きているんだなといつも思うわけです。僕は優しくない人間だから人の体に優しく手を添えてあげたりとか、誰かを励ましてあげたりとかそんなこと上手くは出来ないんですけど、それを普通にやれるあの人はきっと昔から人に優しくすることができる人だったんだろうなと。

それが習慣なんだろうなと感じるわけです。

僕も人に優しくする習慣とかつけたほうがいいんですかね、よく分からんけどとりあえず書くことないので終わりです